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Rocky's eye No22 「Good morning Japan」

シリア政府軍が化学兵器を使用して1000人以上の市民の殺害と情報の垂れ流しはCIAとモサドのでっち上げだと見抜いていたオバマ大統領は、もともとシリアを攻撃する気は最初から全くなかったことを平和ボケした民族は知るよしもありません。

また、2003年にブッシュ前大統領がわざと捏造した証拠を盾にイラク攻撃を指揮したことによる米国の国益はサダム・フセイン大統領からフランス、ロシア、中国が与えられていた広大な油田の利権を取り返したことで、この時決済通貨もユーロから米ドルに変ったことを平和ボケした民族は知りたくもありません。

世界で一番安全で平和な暮らしをしてきたことで、国民が世界で一番平和ボケした国。この国の民族は、現在行われている試合(資本主義)が欧米ルールに則って行われていることを再認識しなければなりません。試合に参加しているために、否応なく欧米の経営思想や経営手法は受け入れなければなりませんが、このルールには、周期的に、経済繁栄のために人為的に戦争という名の大量殺戮を容認する条件が隠されていること。また、これまで盲目的に従ってきた国が、実は最近までコロンブスが新大陸を発見した(現在は遭遇したに変更)と、あたかもそれ以前までは誰も居住者がいないかのごとく教科書で教えながら、6000万人もの先住インディアンの大量殺戮を謝罪することは一度もなく、建国から237年の間になんと200回以上も戦争に介入してきたことは、平和ボケの国の歴史の教科書で習うことはありませんでした。

1991年の湾岸戦争の際、世界中に大々的に報道された、石油で真っ黒になったカモメの姿(合成写真と発覚)や、イラク軍がクウェートの病院の新生児保育室で300人以上の乳児を保育器から引き出し床に叩きつけ惨殺したとする事件は、クウェート人少女の公聴会での証言が全米を揺るがせ、激怒した国民は戦争賛成、打倒フセインへと世論を方向転換しました。しかし、後にこの少女は在米クウェート大使の裕福な娘であることが発覚、少女の涙混じりの証言は、全て米国大手広告会社の演技指導によるものであったことなど、これらは世論を戦争支持に誘導するために国家的にねつ造されたことは明白になっています。

サダム・フセイン大統領率いるイラクがクウェートに侵攻、これに対して米英を中心とする多国籍軍が正義を錦の御旗にイラクを撃退しました。この戦争の発端は、イラクがクウェートに突然侵攻して残虐な行為を働いたことになっていますが、実は、クエートに侵攻する少し前から、米国駐イラク大使エイプリル・グラスピーはサダム・フセインと何度も会談し、もし、イラクがクウェートに侵攻しても米国は紛争を地域問題と捉え、全く介入する意志はないと伝えています。事実、米国はイラクがクウェートに侵攻する直前まで全くの無関心を装っていました。

グラスピー大使はイラクがクエートに侵攻したその日にイラクを離れたばかりか、後に彼女は米上院外交委員会で『フセイン大統領が自分の説明を勝手に曲解して理解した』と発言しました。ところが彼女が国務省に送った文章が発見され、証言が事実と異なっていたことが明るみに出ました。

また、イラクが侵攻する随分前からクウェートはOPEC協定を破り石油を増産して原油価格を引き下げました。イラクのメイラ油田においては、クウェートは反対側から無断で大量に原油を掘り出し、イラク経済に大きな打撃を与えています。更に、8年間続いたイラン・イラク戦争(フセインが米国にそそのかされて始まった戦争)により、国が破綻するほどの負債のあるイラクにクウェートは返済を強硬に迫り、イラクからの交渉には一切応じませんでしたが、これら全てクウェートは米国の指示で動いています。更に、イラクはクウェート侵攻後も、何度も政治的決着をはかろうと譲歩しましたが、ブッシュ大統領はイラクの提案をはねつけたばかりか、米マスコミはイラクが外交的解決を全く望んでいないかのような報道を垂れ流していました。

大東亜戦争は、ルーズベルト大統領が、日本をパール・ハーバー攻撃に導き、事前に攻撃の全容を全て把握してい た話は事実として色々な書物に記されています。ルーズベルト大統領の公約が、『戦争には絶対に参加 しない』だったにも拘わらず、本心は参戦を切望していた彼は、敵の攻撃をわざと受け、大きな被害を見せつけ参戦を余儀なくすることが、唯一の参戦の方法であると信じて疑いませんでした。そのために日本に対しABCD包囲網(米国英国、支那、オランダ、フランス)で強固な経済封鎖を行い、当時の日本が 中国大陸とインドシナに持つ利権の完全放棄を謳ったハル・ノートを突きつけ、最終的に、米国にはこれ以上の交渉の意志がないと判断した日本は止むなく開戦に踏み切りました。欧米はここまでして戦争を意図的に仕掛けてきます。

大きな夢とチャンスを体現できる国はアメリカ以外に世界にはありません。しかし、欧米の白人達はこれまで自分たちが唱えてきた『自由』や『正義』を冷静に見つめ直す時がきました。現在のルール、すなわち資本主義は欧米諸国により作られたルールを維持するために多くの努力と犠牲が伴ったのも事実です。しかし、彼らはこのルールに意義を唱える者には、自由と正義の名の元に退場もしくはペナルテーを課されてきました。

明治以降、日清・日露で快進撃し、大東亜戦争で何世紀にも亘り欧米諸国の植民地だった東南アジア諸国をあっという間に解放したことなどは、まさに欧米の作ったルールに意義を唱えることでした。平和ボケした国の国民は全く感じていませんが、戦後の日本の奇跡的な経済発展も欧米にとっては全くの予想外の出来事で、白人の視点からみれば、秩序を乱す国として映っているのです。これらの水面下に存在する暗黒の潮流を、マレーシアのマハティー ル元首相や田中角栄元首相などはよく分かっていました。しかし、いくら暗黒のルールの危険性を分かっていても、既に欧米が先導するルールで行われている試合に参加している以上、フーテンの寅のように『それを言っちゃーおしめーよー』の暗黙の了解があったのです。

さて、明治4年。岩倉具視以下大久保利通を含む48名が欧米列国訪問(岩倉遺外使節団)をし、西洋の近代文明に衝撃を受け帰国しました。文明の差を痛感した使節団が日本の一日でも早い近代国家への移行を望んだことは当然でした。しかし、使節団の留守役西郷隆盛翁だけは、『欧米諸国はなるほど便利な文物に優れているが、遅れた者を導くことをせず、弱小の国や未開人の土地を攻め盗っている。とても文明の国とは思えぬ』と、植民地の犠牲の上にぬくぬくと富を蓄えてきた欧米列強の真の姿を見抜く発言をしいます。

9月24日は西郷隆盛翁の命日です。西南戦争終結のこの日、私事ながら、毎年同時刻の午前7時に南洲終焉の地を訪れ、偉大な先人達に感謝の祈りを捧げます。大西郷が天に召され140年が過ぎた今でも岩崎谷にある南洲終焉の碑の前に立つと、『21世紀は物質から心の時代に移るぞ』と声が聞こえてくるような気がします。

近々ニューヨーク証券取引所の大暴落が引き金で中国のバブル崩壊を誘発します。その後ついに欧米列強が作ったルールが綻び、信じられなかもしれませんが、それは2020年までの米国の国家破綻へとつながります。これらの歴史的な事象は全て欧米のルールに則ったものであり意図的に行われます。西郷隆盛翁の言葉のように、もうすぐ新しいルールの主役はお金ではなく、人間(人類)となります。平和ボケした民族が眠りから目覚める時、この民族が自分自信の館、すなわち身体と魂を見つめ直す時、この国の民族は次の時代の先駆けになることに戸惑いながらもその大きな宿命をしっかり果たすことでしょう。

 

拝 Rocky Tamotsu

 




 



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