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Rocky's eye No13 「ネシアは知っていた」

最近、『出生率の低下』と『離婚率増加』をなるキーワードを頻繁に新聞紙面で見かけます。出生率は連続で過去最少を更新し、離婚件数も過去最多を更新中です。また、中絶の件数も毎年増え続け、統計は存在しませんが、毎年40万~60万件の中絶が行われていると言われています。

日本でも、10組に1組の割合が不妊症と言われています。人工授精や体外受精に顕微授精などの手術を受ける方も多いそうですが、実は、2003年に世界初のクローン赤ちゃん“イブ”が誕生していたことは意外と知られていません。イブは医療ミスで10ヶ月の赤ちゃんを亡くした米国人夫婦の要望により進められ、プロジェクトを強硬に推進したクローン・エイド社はスイスに本拠を置く新興宗教団体ラエリアンが設立した研究機関でした。

ラエリアンの教祖クロード・ラエル氏はフランス人で生まれですが、彼は1973年にフランス中部の山中で異星人エロヒム(ラテン語で神)と遭遇します。そこで今から2500万年前に異星人のクローンにより意図的に創造されたのが人間であり、旧約聖書の創世記に登場する創造主エロヒムは神などではなく異星人であること、そしてこれ以上地球の環境が破壊され、人間の利己的な行動に歯止めがかからない場合には、人類は危機的な状況になるなどのメッセージを託され、これを世界の人々に普及のためにラエリアン・ムーブメントを創設しています。

一見気違い集団の戯言のようにも聞こえますが、聖書にも、そして、オーパーツと呼ばれる超古代文明(専門家は存在自体を否定)の時代にも地球外生命体が飛来していたことを物語る壁画や遺跡が様々な形で残されています。また、最近世界中の多くのヒーラー(宇宙版のイタコ)と呼ばれる人々が同じようなメッセージを地球外から受けていること、そして3万人を抱えるラエリアン教団の最も多い信者の国籍が日本人であることを考えれば他人事として笑ってばかりおれません。

今後、科学の発達により、命を奪うことも、創造することも意のままになるのかもしれません。しかし、科学はただ単に自然の法則に便乗しているだけに過ぎません。物質も現象も、世の中の全てのものはプラスとマイナス、即ち陰と陽で成り立っています。また、生や死など全ての現象には重要な意味が隠されているにも拘わらず、ラエル教祖は米国人夫妻が何故赤ちゃんを医療ミスで失わなければならなかったかという目に見えない因果には全く目を向けず、表面的な問題のみを科学で解決しようとしています。

過去の歴史を紐解(ひもと)けば、これまで最先端の技術を追い求めた人たちは、必ずある時点で人間の限界を思い知らされ、大宇宙の創造主にひれ伏した時、初めて大きな発見が天から与えられてきました。湯川秀樹博士も、弘法大師を尊敬する宗教的に造詣が深い方でした。ノーベル物理学賞の『中間小理論』が頭に思い浮かんだのも博士が『般若心経(はんにゃしんきょう)』を唱えている最中であったと言われています。フランスの哲学者ベルグソン、科学者のキューリー夫妻、アインシュタインなどの、優れた科学者や哲学者たちが、実は、非常に熱心な信仰者で、同時に、常に大自然の大きな力に敬意を払っていたことを忘れてはなりません。

日本で離婚が過去最多を更新中ですが、多くの女性が素晴らしい才能を発揮して、仕事の中に生き甲斐を見いだしている一方、街で石を投げれば、シングル・マザーやファーザーに当るほど離婚は「仕方がない」と考えられるようになってきました。一方、世界に類を見ない長い皇統が続いている天皇家だけは、諸外国の王室とは異なり、唯一離婚が認められておらず、と言うより離婚(再婚)という概念が存在しません。民間人が皇室に嫁ぐと人籍から皇籍に入り、姓のない名前だけになり、人間としての戸籍が無くなります。相手が先に亡くなっても皇室を続けなければならないのです。

旧約聖書には6日間労働をした次の7日目を安息日と定めていることからも推察できるように、西洋では労働は苦と考えられ、人生の目標は労働以外の場所にあると信じられてきました。中東の古代文明から発掘された文献にも、「神々は労働が嫌いだから人間をつくった」と書かれているなど、あくまでも労働は生活の糧として見なされているのです。しかし、天皇は大昔から今日に至るまで、天皇ご自身が稲作、養蚕などに携わり、労働の中に喜びと誇りがあることを率先して国民に示されるなど、西洋とは全く異なる価値観が働いているのです。

西洋文明は一見華やかに見え、東洋のそれと比べればかなり先を進んでいるような印象を受けますが、ギリシャ神話などの西洋の神話は、当時の人間の価値観が反映され、地球は平らなものと信じられていました。しかし、ガリレオ・ガリレイが地動説を唱えるよりも遙か以前に、日本人は古事記や日本書紀、或いは様々な地域に伝わる神話を通して、地球が球体であるばかりか自転していることや、宇宙の始まりを自然に知ることが出来ました。

鹿児島県隼人町。雄大な霧島連峰が正面に広がるこの土地は、天から降る川と書く「天降川(あもりがわ)」が街中を流れ、沖には“続日本紀”にも登場する神が造った島と言われる「神造島(かみつくりじま)」が浮かぶなど、昔から数々の神話の舞台となっています。隼人から霧島に向かって車を走らせると、鹿児島神宮を過ぎてすぐの道沿いに蛭児(ヒルコ)神社と奈気木の杜(なげきのもり)と書かれてある小さな矢印が目に留まります。

後にアマテラスオオミカミ(天照大神)を産んだイザナギ(伊耶那岐)・イザナミ(伊耶那美)の男女の神の間に最初に誕生した子供はヒルコ(蛭児・手足の萎えた奇形児)でした。イザナギとイザナミは葦(あし)でできた船で蛭児を高天原(たかまがはら)から乗せ、その船は現在蛭児神社が建っている場所に漂着したと伝えられています。我が子の障害を嘆き悲しんだ場所が名奈気木の杜(なげきのもり)として蛭児神社を包むように木々が生い茂る大きな森になっています。

日本書紀には、イザナギとイザナミの男女の神は、互いに性器ができると、あらかじめ大きな木をイザナギ(男)は左から、イザナミ(女)は右から回り、大木の反対側で会う約束をします。約束通り二人が出会うと、イザナミ(女)の方からイザナギ(男)に『何とまあ、素晴らしい若者よ』と先に言葉を発しました。そして夫婦の交わりを済ませ子供を宿しますが、そこで生まれてきたのが蛭児だったのです。

蛭児は一見どこにでもある話ですが、大自然によって与えられた掟、即ち、男女のお互いの正しい役目が何であるかが語られているのです。男女の役目などと言えば、男尊女卑も甚だしいと思われるかもしれません。しかし、政財官界および教育現場での、これまででは考えられない魂の荒廃は、知識人が指摘するような目に見える事象の中に原因が隠されているのではなく、いつの間にか男と女の違いが体だけになってしまった現代人の、男として、女として命を与えられた喜びと決意の喪失が根本的な原因なのです。

最近月の大半をインドネシアのバリ島の北部・西部の村で過ごしています。日本からバリ島まで飛行機で8時間。それからバリ島のベノア港から2日間かけて島づたいに移動すると、時間が何世紀も止まっていると錯覚するほど非現代文明の村や村民との出会いがあります。そして海に潜りマスクで見るほんの僅かな視野だけでも、信じられない数の生物が生息し、彼らは有史以前より寸分の狂いもなく無限の命のやり取りを行い、それは地球上のあらゆる海中で営まれてきたことが容易に想像できます。まさに、地球自体が奇跡の星そのものであることが実感できるのです。

何千何万というカツオ漁に使用する生きエサのイワシやキビナゴの大群が弧を描く姿、そして魚たちの遙か彼方に広がる真っ青な空を海の底から眺めていると、人間が万物の霊長と呼ばれる所以は、富も幸せも才能も、全て必要なものは身体の中に既に備わり、金で買う必用も、奪う必用もなく、常に丁度100パーセント「在る」ことを体感できる唯一の生命体であるからであり、このような単純で、且つ、人間の存在理由のある部分に意識を合わせることのできる一番近い位置にいる民族は、力や技で相手を打ち負かす西洋文明の代表者たちではなく、見えない力に敬意を払い、報恩の中で生きる民族であることをインドネシアの母なる海は教えてくれます。

 

拝 Rocky Tamotsu

 




 



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